ゴルフ上達のために、プロのプレーを見たり、
ゴルフレッスンのDVDを買ってみたなんて方も
いるのではないでしょうか。

でもときには、ゴルフ以外のスポーツに
目を通すことも必要です。

特におすすめな競技がハンマー投げです。

なぜ、ハンマー投げなのかというと、
ハンマー投げの投擲には、
ゴルフにも非常に参考になる点が多いからです。

特にハンマー投げの参考になる点としては、
「遠心力」があげられます。

ハンマー投げは、あなたもご存知の通り、
回転しながらハンマーをより遠くに飛ばす競技です。

ハンマー投げの選手が、
16ポンド(7.260kg)にもなるハンマーを
80メートル以上も飛ばせる秘密こそが
「遠心力」にあるのです!

実は、この「遠心力」は、
ゴルフのスイングにも必要不可欠なものです。

そもそも遠心力って何?

遠心力とは、物体が円を描く運動をするとき働く、
円の中心から遠ざかろうとする力のことをいいます。

つまり、この遠心力をつかえば、
単純な腕力や腕の振り以上の力で、
物体を飛ばすことができるというわけなんです。

ですから、この遠心力をゴルフに応用すれば、
より遠くまで飛ばせることができるようになるのです。

ゴルフのスイングとハンマー投げのスイングの違い

ゴルフとハンマー投げのスイングは、
そもそも回転数が全く違います。

ゴルフでは、平均でも3/4回転、
横峯さくらプロのようなオーバースイングの選手でも
1回転弱の回転となっています。

対するハンマー投げは、
なんと、7回転もしてスローイングします。

一見すると、ここまでの違いがあると、
参考にできるところはなさそうですが、
ハンマー投げの投擲を細かく見ていくと、
ゴルフにも繋がる点が見えてくるのです!

遠心力を最大限に生かすには

ハンマー投げの投擲は、
単純にぐるぐる回っているように見えますが、
実は、いくつかの段階にわかれています。

ハンマー投げでは、まずは、
その場で動かずにゆっくりと2回転させます。

この理由としては、いきなり助走に入ると、
十分にハンマーの加速がつかず、
遠心力を稼ぐことができないからです。

最初の2回転では、
まずハンマーの遠心軌道を確定させ、
そこから助走に入ることが目的となっています。

これをゴルフに置き換えると、
まずは、しっかりと回転させる軸を
安定させるということが見えてきます。

だからこそ、ゴルフでは、
スイングの際には、「手を動かさない」ということや
「スウェーしない」ということがいわれるわけです。

軸がぶれてしまえば、
その分遠心力が弱まってしまいます。

回転している駒に指で触れると、
バランスを崩してすぐに止まってしまうイメージですね。

ですから、スイングのときには、
自分が駒の軸になったイメージで、
素直に腕を真っすぐ振りましょう。

フィニッシュは線ではなく円で!

最後にハンマー投げから学びたいことは、
フィニッシュです。

ハンマー投げのフィニッシュといえば、
雄たけびをあげているイメージですが、
これは迷惑になるのでゴルフでは絶対マネしないでください。

ここで言いたいフィニッシュは、
スローイングの動きです。

ハンマー投げでは、
ハンマーを完全に投げきります。

つまり、投げ終わった後も、
少しの間、回転は止まらないのです。

投げたらそこで終わりではなく、
投げた後のフィニッシュまで最初から頭に入っているので、
円がぶれることなく、遠心力を最大限に
生かすことができるというわけなんです。

ですから、ゴルフでもインパクトで終わりではなく、
振り切るところまでイメージして、
スイングするようにすれば遠心力を生かすことができるのです。

よくありがちなのは、
進行方向に向けて直線的にスイングしてしまうことですが、
そのときに大事なのは、
イメージするのはあくまでも円だということです。

さて、いかがでしたでしょうか?

意外なところでしたが、ハンマー投げからも
参考になることがあったのではないでしょうか?

筋肉隆々な選手たちが
ハンマーを振り回すハンマー投げですが、
実は、そこには非常に理にかなった
遠心力を利用したスローイングがあったのです。

ぜひ、あなたも円の動きをイメージして
スイングをしてみてください!

P.S
個人的には、ハンマー投げといったら、
あらゆるスポーツマンを凌ぐといわれる身体能力を持つ
室伏選手がドラコンでどこまで飛ばせるのか見てみたいです^^;