17日間に渡って、世界中を熱狂させてくれた
リオ五輪もついに閉幕しました。

今回の五輪は、日本勢としては、
41個と過去最高のメダル獲得数を記録し、
非常に記憶に残るオリンピックとなりました。

競泳では、4×200mリレーで2大会連続の銅メダル、
体操では、内村航平選手が個人、団体の二冠を達成、
卓球では、男女とも団体でメダルを獲得、
テニスでは、錦織圭選手が“ビッグ4”の一角、
スペインのナダルを破り、史上初のメダルを獲得、

そして、陸上では、4×100mリレーで日本勢が
ボルト率いるジャマイカに続き、
銀メダルを獲得することができました!

まさに、どの競技をとっても
アツい戦いが繰り広げられたリオ五輪ですが、

やっぱり私のなかでは、
女子ゴルフが最も印象深く残っています。

3日目まで終わり、日本勢は、
野村敏京プロが3アンダーの15位タイ、
大山志保プロが5オーバーの4タイにつけていました。

今大会、弱冠19歳ながら、
世界ランク1位のリディア・コー、
ゴルフ大国韓国のエース朴仁妃ら、
世界のトッププロが集結した今大会。

やはり、世界との壁は厚いのか、
この日までは、そんな空気が流れていました。

しかし、最終日、
そんな空気を一変させてくれたのが、
野村プロの猛チャージでした。

この日、スタートの時点では、
メダル圏内である3位とは6打差と、
かなり厳しい位置につけていました。

しかし、14番までに3バーディを奪って一気に通算6アンダーとすると、
15番で1.2mを沈めて7アンダーへ。

続く16番は3Wでグリーン手前のフェアウェイに運ぶと、
アプローチを2m弱につけて連続バーディ。

ここで、コーがスコアを落として、
一気に、3位タイまで順位をあげました。

このままいけば・・・!

誰しもそう思いながら見守っているなかで、
最終18番見事バーディフィニッシュ。

ここで単独3位にあがり、
後続の選手を待つことに。

まず迫ってきたのは、アメリカのステーシー・ルイス。

16番、17番と連続バーディを奪い、
最終18番でも4.5mのバーディチャンスを作る。

これを決めたら野村プロがメダル圏内から
脱落してしまうところでしたが、
決めきれず、3位タイに。

このとき野村プロは、
「1打、足りないんじゃないかな」
と思ったとのことでした。

しかし、この予感は的中してしまうのです・・・

16番でコーでがバーディを奪い単独3位に浮上。

また、中国のフォン・シャンシャンも追い上げを見せ、
コーと並び、3位に浮上しました。

結局、優勝は、
2日目から1位につけた韓国の朴仁妃、
2位にリディア・コー、
3位に中国のフォンが入りました。

野村プロは、あと1打。

たった1打足りず、
おしくも銅メダルを逃すことに・・・

メダル獲得はならなかったものの、
途中までのものすごい追い上げ、
そしてあの高揚感は、日本のゴルフファンには、
忘れられないものになったことでしょう。

ただ、日本のプロでも
世界に十分通用することは証明してくれましたし、
この悔しさは、4年後の地元東京にとっておきましょう!

今大会112年ぶりの五輪種目への復帰を果たしたゴルフ、
次回2020年の東京五輪でも、
間違いなく大きな盛り上がりを見せてくれることでしょう!