あなたは、「アスリート」と聞くと
どんなイメージが浮かびますか?

おそらく、身体能力に優れた
ウサイン・ボルト選手や室伏広治選手のような
筋骨隆々のスポーツ選手が浮かんだことと思います。

では、プロゴルファーは、
アスリートの部類に入るのでしょうか?

プロゴルファーの体型といったら、
少しポッチャリしていて、
いわゆる“アスリート”の体型とは
イメージが違うかもしれませんね。

ゴルフは、走ったり、
跳んだりすることはありません。

シンプルにクラブを振って、
ボールを飛ばす競技です。

ですから、一見すると、
あまりアスリートのような身体能力は
いらないと思われがちです。

たしかに、昔はお腹の出ているような選手でも、
優勝できたり、活躍できていました。

なぜ、そんな“アスリート”とはいえないような
体型の選手でも活躍できたのかというと、
ゴルフは身体能力よりも、
圧倒的に技術が要求される競技だからです。

そのため、多少体型がメタボっぽくても、
技術さえあれば、勝つことができたんです。

ただ、現代はそれも大きく変わってきています。

もはや、うまいのは当たり前。

今はどれだけ飛ばせるか、
どれだけ強いスピンをかけられるかというところが
勝敗に大きくかかわってくるようになってきました。

ですから、技術に加えて、
アスリートのような身体能力も
求められるようになってきたのです。

特にこれは、海外メジャーでは、
顕著な傾向にあります。

現在の世界ランキングを見ると、
トップ10のうち180cm超えが8人、185cm超えが5人と、
その体の大きさは、いわゆるアスリートのそれと引けをとりません。

  • 1位:ジェイソン・デイ(183.0cm)
  • 2位:ダスティン・ジョンソン(193.0cm)
  • 3位:ロリー・マキロイ(175.0cm)
  • 4位:ジョーダン・スピース(185.0cm)
  • 5位:ヘンリック・ステンソン(187.0cm)
  • 6位:アダム・スコット(185.0cm)
  • 7位:パトリック・リード(182.0cm)
  • 8位:バッバ・ワトソン(192.0cm)
  • 9位:ダニー・ウィレット(180.0cm)
  • 10位:リッキー・ファウラー(175.0cm)
  • しかも、190cmを超え飛ばし屋として知られる
    ジョンソンやワトソンを筆頭に、
    ランキング上位者は皆、筋骨隆々で、
    いわゆる“アスリート体型”に近い体型をしています。

    やはり、技術に加えて、
    体の大きさも勝つために必要な条件と
    なりつつあることは間違いないようです。

    だからこそ、近年の日本勢のメジャーへの挑戦を見ても、
    彼らに近い体型を持つ松山英樹選手(180.0cm)以外、
    好成績を残せていないのかもしれません。

    ただ、3位のマキロイや10位のファウラーが活躍しているように、
    180cmに満たない日本人選手が活躍できる可能性はまだまだあります!

    このあたりは、190cm近い世界のトッププレイヤーと互角に戦っている
    テニスの錦織圭選手を見習いたいところですね。